トップインターナショナルでは、今までにドクター３人規模の動物病院を設計・施工させて頂きました。

動物病院の設計で近隣対策はとても慎重に進めていく必要があります。なぜなら ①鳴き声が騒音になる不安②臭いが漏れる不安など立地条件によっては近隣トラブルとなる要素があるからです。
不安要素を突き詰め、ハード面での防音、防臭、防護対策が万全な動物病院を造ることができました。

待合室前面にそれぞれのドクターの診察室が３色で色分けされ、足跡型にデザインされたドアが並んでおります。
それぞれの診察室から広々した処置室へと繋がります。 手術室には中の様子が伺えるガラス張りの開口が施され、入室せずにスタッフ間のやりとりも行えます。
また、緊急時にはペットのご家族も外から様子を確認することもできます。
待合室は犬のおしっこ汚れ対策として、床シートを腰壁まで貼り上げ、万が一汚した場合でも、清掃のしやすい素材なので、長く衛生的に保つことができます。また待合室は、犬待合いと猫待合いのエリアを分けることで、ペットのストレス軽減にもなりますが、そのご家族同士のコミュニケーションが図りやすいきっかけにもなっております。
動物の習性に寄り添い、誰にでもやさしい施設造りを心掛けております。

その他、外待合い、サバトリー、ドッグランも併設した、機能性と使いやすさを考え抜き、動物病院なのに何度も訪れたくなるような、気軽に通院できるテーマパークのような雰囲気となりました。

ドクターとスタッフが、言葉では症状を話せない動物と患者さんのケアに向き合え、良い信頼関係が築けるよう、建築を通して全力でサポートいたします。

外待合スペースにはおしっこポール付きの足洗い場を設置。次に使用するワンちゃんの為にシャワーで洗い流せるようにしています。